2020.11.01

ぽっちゃり男性向け！秋冬のオフィスカジュアル着こなし術

コラム

ぽっちゃり男性の秋冬オフィスカジュアル着こなし術をご紹介

ビジネスシーンでの装いとして定番のスーツスタイル。しかし、ぽっちゃり体型の男性のなかには、サイズが合うスーツを用意するのに苦労した経験がある方も多いのではないでしょうか。

そんなぽっちゃり体型の男性にオススメしたいのが、オフィスカジュアル。近年では、オフィスカジュアルやビジネスカジュアルを推進する企業も増えてきています。そこで今回は、世のぽっちゃり男性に向けて秋のオフィスカジュアル着こなし術をご紹介します。

オフィスカジュアルはどんな装い？

まずは、オフィスカジュアルとはどのような装いかを確認しておきましょう。

オフィスカジュアルとは、スーツよりもカジュアルダウンしつつ、仕事をするうえで最低限のマナーを押さえた服装を指します。オフィスカジュアルの例としては、「ジャケパンスタイル」などが定番です。

同じような意味で使われる言葉に「ビジネスカジュアル（ビジカジ）」もありますが、一般的にはオフィスカジュアルが私服通勤やデスクワークに適した装い、ビジネスカジュアルが取引先への訪問や来客対応に適した装い、といった意味で使われることが多いです。

とはいえ、職場によってオフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの解釈や許容範囲が異なるので、上司や同僚を観察して職場の雰囲気に合う装いを心がけましょう。

ぽっちゃり男性のオフィスカジュアル着こなし術

社会人としてのマナーを押さえつつもオシャレを楽しめるオフィスカジュアルですが、ぽっちゃり体型の男性はどういったポイントを意識してコーディネートすればよいのでしょうか。

次は、ぽっちゃり体型の男性が押さえておきたい、秋冬のオフィスカジュアルのポイントを確認していきましょう。

ジャストサイズが基本

ぽっちゃり男性のオフィスカジュアルでは、サイズ選びが重要になります。体型を隠すために必要以上に大きいサイズを選んでしまいがちですが、ビジネスシーンで欠かせない「きちんと感」が損なわれてしまいます。

反対に、体型に対して服のサイズが小さすぎるのもNGです。ボディラインが強調されすぎてしまうだけでなく、窮屈感で仕事のパフォーマンスが落ちてしまう可能性も。

ぽっちゃり男性のオフィスカジュアルで大切なのは、自分の体型に合ったサイズのアイテムでコーディネートしていくことなのです。

色使いで着膨れを解消

秋冬は、厚みのある生地素材や重ね着によって着膨れしやすいシーズンです。そこで覚えておきたいのが、コーディネートに取り入れる「色」。

色は「膨張色」と「収縮色」に分けることができ、膨張色は実際よりも大きく、収縮色は実際よりも小さく見せる心理効果があります。白や赤、黄、オレンジなどの暖色は膨張色に分類され、黒や青、ネイビー、グレーなどの寒色は収縮色に分類されます。

ぽっちゃり男性のオフィスカジュアルでは、上手に収縮色を取り入れることで着痩せ効果が期待できるでしょう。

秋冬のオフィスカジュアルで活躍するアイテムは？

次は、秋冬のオフィスカジュアルで活躍するアイテムをご紹介します。ぽっちゃり男性が注目したいポイントについても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

ジャケット

オフィスカジュアル・ビジネスカジュアル問わず活躍してくれるアイテムのひとつが、テーラードジャケット。襟部分が大きなV字になるため、お腹部分の着痩せ効果が期待できます。

たとえば、ネイビーやグレーなどのダークカラーのニットジャケットであれば、収縮色が着膨れを和らげてくれて、ストレッチ性もあるので着心地も抜群です。

コート

冬本番になると、ジャケットの上から羽織るコートが欲しくなるところ。コートは着丈が長いものが多く、縦のラインが強調されてスラっとした印象になります。

オフィスカジュアルに取り入れるのであれば、縦長のシルエットを強調できる「チェスターコート」や、首元のボリューム感が小顔効果を演出する「スタンドカラーコート」などがおすすめです。

インナー

ジャケットの下に着るインナーは、やはり襟付きのシャツが定番です。オフィスカジュアルでおすすめしたいのが、カジュアルさがありつつも「きちんと感」もあるボタンダウンシャツ。ボタンダウンシャツはノータイで着用するのが一般的ですが、ネクタイを閉めなくても襟立ちが良いため首元に立体感が生まれます。シャツのデザインは定番の無地のほか、縦ラインを強調できるストライプ柄もおすすめです。

また、ジャケットの下にTシャツやカットソーを着用してもOKな会社もあります。社風やTPOに応じて取り入れてみるのもよいでしょう。