ネクタイの適切な長さは？

そもそも、ネクタイを締める際の適切な長さはあるのでしょうか。

一般的に、ネクタイの長さは剣先がベルトのバックルにかかるくらいが適切だと言われています。

それよりも長すぎたり短すぎたりすると、だらしない印象となってしまうので注意が必要です。

ネクタイが短くなる主な原因は？

次は、ネクタイを締めたときの長さが短くなってしまう原因について確認してみましょう。

ネクタイが短くなってしまうのには、主に「結び方の問題」と「体型の問題」の2種類の要因が考えられます。では、詳しく見ていきましょう。

結び方の問題

ネクタイが短くなってしまう場合にまず考えられるのが、結び方の問題です。ネクタイは大剣が長く小剣が短くなるよう結びますが、このバランスが悪いと大剣側が短くなってしまいます。

また、ネクタイの結び方には様々な種類がありますが、結び方が複雑になるほどノット（結び目）で長さを使ってしまうため、大剣が短くなってしまいます。

体型の問題

次に、体型に対してネクタイ自体の長さが足りていない可能性も考えられます。たとえば、ぽっちゃり体型の方や首が太い方、あるいは高身長の方は、ネクタイを結んだときに短くなりやすいです。

小剣の位置で長さを多少調整することは可能ですが、ネクタイ自体の長さが明らかに足りないという場合には、結び方を変えても長さを改善することができません。

大きいサイズのネクタイがオススメ！

では、「ネクタイ自体の長さが足りない」という場合にはどうすればよいのでしょうか。

ネクタイが明らかに短いのであれば、大きいサイズのネクタイをチョイスすることをオススメします。

市販されている標準的なネクタイの長さは140センチ程度ですが、じつは身体が大きい人や首回りが太い人向けにロングサイズのネクタイが販売されています。

とくに、大きいサイズの専門店であれば、ロングサイズのネクタイの取り扱いが豊富なので、お気に入りのデザインを見つけやすいでしょう。

ぽっちゃり男性にオススメのネクタイの選び方・結び方

次は、大柄な男性にオススメのネクタイの選び方と結び方を紹介します。選び方・結び方のポイントを押さえておくことで、スーツスタイルがより洗練された印象になります。

ぽっちゃり男性にオススメのネクタイは？

ぽっちゃり男性がネクタイを選ぶときにオススメしたいのが、幅が太めのネクタイ。幅が太めのネクタイをチョイスすることで、体の大きさとバランスがとれるだけでなく、小顔効果も見込めます。太めのネクタイはノット（結び目）が大きく仕上がるので、襟の開きが大きいワイドスプレッドカラーのシャツや、ラペル幅が広いジャケットと合わせるのがおすすめです。

ネクタイの色は、スーツの色との相性を考慮して決めましょう。同系色を選べば統一感のあるコーディネートに、補色を選べばメリハリのあるコーディネートになります。また、ネクタイの柄はシンプルで細かいデザインのものを選ぶのがオススメ。大柄なデザインは暑苦しい印象を与えてしまう可能性もあり、難易度は高めだと言えます。

大柄な人にオススメの結び方は？

ネクタイの基本的な結び方としては「プレーンノット」「セミウィンザーノット」「ウィンザーノット」などがあり、プレーンノットは結び目が小さめ、ウィンザーノットは結び目が大きめです。

ポイントは、スーツのラペル幅とネクタイのノット（結び目）の大きさを揃えること。ラペル幅が広いジャケットならウィンザーノットに、ラペル幅が狭いジャケットならプレーンノット、といった具合に使い分けるとよいでしょう。

適切な長さのネクタイを手に入れよう！

今回は、ネクタイが短いとお困りの方に向けて、ネクタイが短くなってしまう主な原因と対処法をご紹介しました。ネクタイはビジネスシーンでの印象を左右する要素。今回ご紹介した情報も参考に、適切な長さのネクタイを手に入れましょう！

大きいサイズの専門店 フォーエルでは、カジュアルからフォーマルまでビッグサイズのファッションアイテムを取り扱っています。ロングサイズのネクタイをお探しの方は、ぜひフォーエルをチェックしてみてください。