大きいサイズのベルトのお悩みを解決!
ファッションにおいて身に着けるアイテムのサイズは印象を左右する重要な要素ですが、意外と見落としがちなのがベルトの長さ。
ベルトが自分の体型に対して長すぎても短すぎても、どこか不格好な印象となってしまいます。
また、ぽっちゃり体型などの大柄な男性の場合、自分の体格に合ったサイズのベルトが見つからずに苦労している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、大きい男性のベルト選びのポイントやお悩み解消法、そしてベルトの長さの調整方法についてご紹介します。
まずは、ベルトの適切な長さについて確認しておきましょう。
一般的なベルトには5つの穴があり、真ん中の穴にピンを通すのが好ましいとされています。これは。真ん中の穴にピンを通した時に、ベルトの端が丁度良い長さになるためです。
ベルト穴が3つや7つなどのベルトもありますが、基本的に穴の数は奇数となっていて、いずれも真ん中の穴を使用することを想定されています。
そのため、お腹が出てきたり痩せたりといった体型の変化があった場合、ベルトの穴の位置で調整するのではなく、体型に合った長さのベルトを用意するべきだと言えます。
サイズの合うベルトがなかなか見つからないとお悩みの方にオススメしたいのが、「大きいサイズ専門店」。
大柄な男性の場合、一般的なお店では大きいサイズのバリエーションが少なく、とくにベルトなどの小物類はピッタリなサイズが見つからないというケースが多々あります。
一方で大きいサイズ専門店は、自分に合った大きいサイズのベルトを豊富な種類のなかから選ぶことができるのです。
大きいサイズ専門店ではビッグサイズのベルトが種類豊富に取り揃えられていますが、そのままのサイズでは若干長い、あるいは若干短いといったこともあるでしょう。
そんな時には、次に紹介するようなベルトを選ぶのがオススメです。
自分にピッタリのサイズのベルトがない場合には、自分のサイズよりも長いベルトを購入するようにしましょう。詳しくは後述しますが、ベルトの種類によっては自分で長さを調節することが可能です。
当然ではありますが、短いベルトを長くすることはできないので、無理をしてワンサイズ小さいベルトを選んでしまうのはやめましょう。
ベルトホールがないタイプのベルトもオススメです。自由な位置でバックルを固定できるので、多少の体型の変化なら難なく対応できます。
ベルトホールがないタイプというとカジュアルなイメージがありますが、ビジネスシーンで使えるデザインのものもあるので、選択肢のひとつに加えておくとよいでしょう。
メッシュベルトは、網目状に編み込まれたベルトです。編み目の隙間にピンを指して固定するので、自由にサイズを調整できます。
ただし、スーツに合わせるベルトとしては多少カジュアルな印象があるので、ジャケパンスタイルなどに合わせるのがよいでしょう。
一般的なベルトの代わりにサスペンダー(ブレイシーズ)を選んでみるのもオススメです。
サスペンダーというと、いかにもぽっちゃり体型といったイメージや、カジュアルな印象をお持ちの方もいますが、本来は正装に用いられるアイテム。そのため、ビジネス・カジュアルのどちらでも問題なく使用することができます。
また、一般的なベルトと違い上から吊るので、ズボンがずり下がるような心配もありません。
先述の通り、ベルトの種類によっては自分で長さを調整することができます。次は、サイズ調整が可能なベルトの種類と、長さ調整の手順をご紹介します。
長さ調整が可能なベルトは、バックル部分とベルトを固定している金具が取り外せるタイプです。ドライバーなどを使って取り外せるものや、手で簡単に取り外せるものまでさまざまです。
また、ベルトとバックルがネジで止められているタイプもサイズ調整可能です。ただし、ベルトをカットした後に新しくネジ用の穴をあける必要があるので、少々難易度が高いと言えます。
反対に、自分で長さ調整するのが難しいのが、バックルとベルトがピンで固定されているタイプや縫い付けてられているタイプのベルトです。特殊な工具・機械がない場合には自宅で調整することができないので注意しましょう。
自宅でベルトの長さを調整する場合、以下の道具を用意しておきましょう。
サイズ調整が可能なベルトの種類と必要な道具を揃えたら、実際にベルトの長さを調整していきましょう。
ベルトの長さ調整の手順は以下の4ステップです。
まずは適切な長さに調整するために、どれくらいカットすればよいのかを確認します。メジャーでバックルの先端から真ん中の穴まで測りましょう。
この際、実際に試着して測ることをオススメします。適切な位置でパンツを着用し、ベルトループを通すことで誤差を防ぐことができます。
次に、バックルをベルトから取り外していきます。ベルトを裏返し、金具の部分にマイナスドライバーなどを差し込んで開きましょう。この際、テコの原理の要領で押し上げると簡単に取り外すことができます。
バックルを取り外したら、ベルトの根本(バックルがついていた方)から、先ほど測った長さの位置で印をつけます。印に合わせて、可能な限り真っすぐにハサミでカットしていきましょう。
カットしたベルトをバックルに差し込みます。奥まで差し込まれていることを確認し、金具でベルトを挟み込みます。しっかりと止まっていることを確認したらベルト調整の工程は完了です。
今回は、大きいサイズのベルトの選び方や、ベルトの長さの調整方法をご紹介しました。今回ご紹介した情報も参考に、自分に合ったサイズのベルトを手に入れましょう。
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