ビジネス・プライベート問わず、コートは冬のコーディネートで活躍してくれるアイテムのひとつです。
しかし、コーディネートの印章を大きく左右するため、どんなコートを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのでは?
こちらの記事では、ぽっちゃり体型やがっちり体型の大柄な男性に向けて、大きいサイズのメンズコート選びのポイントやオススメのコートをご紹介します!
まずは、代表的なコートの種類について見ていきましょう。
種類によってカジュアル寄りなのか、ビジネス(フォーマル)寄りなのかが異なるので、あらかじめ特徴を把握しておきましょう。
代表的なメンズコートのひとつが、チェスターコート(チェスターフィールドコート)。
襟型はノッチドラペルもしくはピークドラペル、打合せ部分はシングルブレストもしくはダブルブレストなどの種類があり、テーラードジャケットをロング丈にしたようなデザインになっています。
ビジネスシーンやフォーマルシーンはもちろん、合わせるアイテムによってはカジュアルダウンさせた着こなし楽しめるでしょう。
ステンカラーコート(バルカラーコート)もまた、チェスターコートと並んで代表的なメンズコートのひとつ。
襟は後ろが高く、前に向けて低く折り返しています。また、前立ては比翼仕立て、肩回りはラグランスリーブとなっているのが特徴です。
スーツやジャケパンスタイルなどのビジネスファッションに重宝し、カジュアルファッションではキレイめな落ち着いたコーディネートとも好相性です。
モッズコートもまた、代表的なメンズコートの種類と言っていいでしょう。
モッズコートは、米軍が採用していた「M-51」というミリタリーコートが原型となっていて、着丈が長くフードが付いており、後ろ裾が二股に分かれたフィッシュテールという形状になっています。
軍用コートが原型となっていることもあり、防寒性に優れているのもモッズコートの特徴。
カジュアル寄りなコートですが、近年ではビジネスファッションのカジュアル化が進んでいるため、ビジカジスタイルなどに合わせる人も増えてきています。
コートのなかでも抜群の暖かさを誇るのがダウンコート(ダウンジャケット)。
羽毛(ダウン)を詰めてキルティング加工を施したコートで、極寒地での防寒目的に着用されるほど防寒性に優れています。
ダウンコート特有のふっくらとしたシルエットが特徴で、カジュアルファッションと好相性。また、近年ではスーツにも合わせやすいシルエットのダウンコートも販売されており、ビジネスファッションにおいても市民権を得つつあります。
次は、ぽっちゃり体型など大柄な男性がコートを選ぶときに覚えておきたいポイントをご紹介します。
ぽっちゃり男性のコート選びで重要になるポイントのひとつが、コートのカラー(色)。
冬のコーディネートはインナーを着こむことが多く着膨れしやすいため、収縮色の使い方がカギとなります。
収縮色とは、実際よりも引き締まって見える色を指し、ダークグレーやネイビーなどの濃い寒色系やブラックなどが当てはまります。
引き締め効果がある収縮色のコートであれば、着膨れしがちな冬コーデもスッキリと着こなすことができるでしょう。
収縮色以外のカラーを楽しみたいという場合には、トーン(明度と彩度)が暗めのベージュやオリーブなどがおすすめです。
ぽっちゃり男性のコート選びでは、サイズ選びが重要になります。
近年では、あえて自分のジャストサイズよりも大きめのコートで着崩すファッションもありますが、ぽっちゃり男性の場合はジャストサイズを意識するのがオススメ。
ぽっちゃり男子が必要以上に大きいサイズのコートを着ると、コーディネート全体のバランスが崩れてしまう可能性があります。
また、コートの丈も注目するべきポイント。
ぽっちゃり男性におすすめなのが、おしりが隠れる程度のハーフ丈です。ロング丈よりも着回しやすく、縦長のラインを強調することもできます。
デザインだけでなく、機能性もチェックしておきたいポイントです。
たとえば、ライナーつきのコートであれば、脱着することで幅広い気温に対応することができて、着膨れもしにくいというメリットがあります。
また、脱着可能なフード付きコートであれば、さまざまな着こなしを楽しむことができ、着用シーンも広がるでしょう。
そのほか、コート自体の重量やストレッチ性、保湿性や透湿性など、着用シーンや自分の好みに合った機能を持つコートを選んでみましょう。
今回は、大きいサイズのメンズコートの種類やおすすめアイテム、選び方についてご紹介しました。
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