2020.11.27

部分痩せは不可能って本当!? 痩せる仕組みを徹底解説!

部分痩せは不可能?
部分痩せは不可能って本当!? 痩せる仕組みを徹底解説!

ダイエット中の方や、これからダイエットを始めようと考えている人のなかには、特定の部位だけ痩せたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

しかし一方で、「部分痩せ」は本当に実現できるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、身体の一部だけの脂肪を落とす「部分痩せ」は可能なのか、詳しく解説していきます。

「部分痩せ」は不可能!

「部分痩せ」は不可能!

結論から言うと、部分痩せは不可能だと考えられています。

しかし一方で、部分痩せを謳っているエステやフィットネスジム、あるいは部分痩せを実現したという人が存在するのも事実。

では、なぜ部分痩せは不可能なのか、詳しく見ていきましょう。

厳密な意味での部分痩せは不可能

まずは、部分痩せが不可能だとされる理由について見ていきましょう。

消費カロリー(運動や基礎代謝)が摂取カロリー(飲食)を上回ると、身体に蓄えられた体脂肪を燃焼してエネルギーに変換します。このときに燃焼されるのは、特定部位の脂肪ではなく、全身の脂肪が使われます。つまり、「この部位だけ脂肪を減らしたい」と考えても、特定部位の脂肪を優先的に燃焼させることはできないのです。

そのため、「ほかの部分はそのままに特定の部位だけ痩せる」という意味の部分痩せは不可能だと考えられているのです。

燃焼しやすい部位もある

自分の意志で特定部位の脂肪を優先的に燃焼することはできませんが、脂肪が燃焼しやすい部位があるのも事実です。

たとえば、内臓脂肪は蓄積されやすく落ちやすい脂肪だと言われています。とはいえ、内臓脂肪の増減は外見から分かりづらいため、内臓脂肪が減少しても気づきにくいかもしれません。

内臓脂肪の後に燃焼されるのが皮下脂肪。皮下脂肪は、肝臓や脳から遠い、身体の末端の方が燃焼しやすいと言われています。そのため、手首や足首、腕や脚は、身体の中心部であるお腹周りよりも痩せたことを実感しやすいのです。

「部分痩せ」という言葉が使われているのはなぜ?

「部分痩せ」という言葉が使われているのはなぜ?

さて、自分の意志で特定部位の脂肪だけを燃焼させることは不可能だとお伝えしましたが、なぜ「部分痩せ」という言葉が存在し、世間一般的に使われているのでしょうか。

燃焼しやすい部位を指して「部分痩せ」と言うケースも

部分痩せという言葉が使われている理由として、先述した脂肪が燃焼しやすい部位があるためだと考えられます。

運動などによって実際には全身の脂肪が燃焼されていますが、燃焼しやすい部位は成果が見えやすいことから、「部分痩せした」と感じることがあります。

このように、全身の脂肪が緩やかに落ちていくなかでも、効果が表れやすい特定部位を指して「部分痩せ」という言葉が使われるケースもあるのです。

むくみやたるみが解消されて「部分痩せ」を実感することも

脂肪が落ちる以外にも、むくみやたるみが改善されて部分痩せしているように感じるケースもあります。

たとえば、エステやマッサージで「脚痩せ」や「顔痩せ」を実感したことがある方もいらっしゃるでは?これは、エステやマッサージなどで血行が促進され、むくみが解消して細くなるためです。また、運動や筋トレなどでたるみが引き締まり、痩せて見えることもあります。

これらのケースは、脂肪が落ちて痩せるというよりも、むくみやたるみを解消されたことで細く見えるのです。

痩せるために大切なこととは?

痩せるために大切なこととは?

特定部位の脂肪だけを落とすことはできないことが分かりましたが、効率的に体脂肪を落とすにはどうすればよいのでしょうか。

痩せる仕組みはいたってシンプルで、「消費カロリー(運動や基礎代謝)>摂取カロリー(飲食)」という生活を継続すること。

次は、脂肪を減らして痩せるために覚えておきたいポイントを確認していきましょう。

運動でカロリーを消費する

脂肪を燃焼するために有効なのが、運動によるカロリー消費です。

ウォーキングやジョギング、サイクリングなど、無理のない範囲で生活に運動を取り入れてみましょう。

また、エスカレーターではなく階段を使ってみる、自宅で空いた時間に踏み台昇降をしてみるなど、日常生活での運動量を増やす工夫をしてみるのもオススメです。

トレーニングで基礎代謝を高める

適度に筋トレを行うことも、脂肪を効率よく燃焼するためのポイントです。

筋トレ自体でのカロリー消費はもちろんですが、筋肉が付くことで基礎代謝が高まり、自然とカロリーを消費しやすい体になります。

また、女性のなかには筋肉がついてしまうことを過度に敬遠する方もいますが、ボディービルダーやアスリートのような筋肉はそう簡単につくものではありません。基礎代謝を高め、身体を引き締めるには、筋トレは非常に有効な手段なのです。

摂取カロリーをコントロールする

運動や筋トレなどで消費カロリーが増えても、飲食による摂取カロリーが上回っていては脂肪が燃焼されません。

「運動したからちょっとくらい食べ過ぎても大丈夫…」と余分にカロリーを摂取してしまうと、せっかく消費したカロリーを上回ってしまうかもしれません。

そうなると、ダイエットの成果が表れにくく、モチベーションを維持するのも大変になってしまうので、運動とあわせて食事の管理も行うようにしましょう。

継続することが何より大切

「消費カロリー>摂取カロリー」の生活を続けていても、なかなか見た目に変化が表れず悩んでしまうこともあるでしょう。しかし、見た目には表れていなくても脂肪は緩やかに減少しているはずです。

見た目に変化がないからと諦めてしまうのではなく、継続することが何よりも大切

「いまは内臓脂肪が落ちている時期だから、見た目がスッキリするのはもう少し先!」
「手首や足首がスッキリしてきたから、次は腕や脚の脂肪も成果が出るはず!」

といった具合に、前向きにダイエットを継続できるよう心がけましょう。

ダイエットで理想の身体を手に入れよう!

こちらの記事では、部分痩せが不可能とされる理由と、効率的に脂肪を落とすためのポイントをご紹介しました。

特定の部位だけ脂肪を落とすことはできなくても、全身の脂肪を緩やかに落としていくことは可能です。

今回ご紹介した情報も参考に、ダイエットで理想の身体づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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